昨日はひな祭り、そして気が付いたこと。

昨日は五節句の一つ、上巳の節句、ひな祭りでしたね。

女の子のいる家庭ではお雛様を飾って、子供の健やかな成長と、幸せを願うのですが、その形も時代と共に変わってくるのも自然の流れなんでしょう。

二人だけの暮らしになって、お雛様は、私が昔に友達に教えてもらって作ったお雛様を飾ることにしてます。



昔は紙で作ったお人形で子供たちの体を撫でて邪気を人形に移してそれを川に流したという風習がルーツらしく、女の子の成長を願って人形を作くるようになったのは室町時代位だそうで、もちろん、貴族などの位の高い人ができたことでしたが。

その昔は、大人まで成長できる子供たちはほんの一握り、過酷な時代だったのですね。

今現在に生を受けてありがたいです。

桃の花やあられ、菱餅を気にすることなく、今自宅にある飾りたいものをラフに飾ってます。



世界中の子供たちが健やかに幸せに成長することを願って。

そしてひな祭りといえばちらし寿司、理由はよくわかりませんが。

今年、頑張って作りました!!

あれこれ材料をそろえて、確認しながら。

岡山のちらし寿司はというか、私が小さいころから知ってるちらし寿司は具材はすべてご飯と一緒に混ぜ込み、上には錦糸卵だけという、見た目は地味なちらし寿司。



備前の初代藩主の池田光政の質素倹約の奨励のためだからと、母やおばあちゃんが話していたそのままをなぜか今も実行している私。

あんなに手をかけて作ってるのに、見た目ははっきり言って地味だなあといつも思う私ですが、はたと、上にも飾ればいいじゃん!!ってことにやっとやっと気が付いた今回のちらし寿司。



これも私の勝手な思い込みなのかしら?

江戸時代じゃないから、好きなように作ればいいのです!!!

来年は、ちゃんと上にも飾って華やかにしようと食べながら思う私でした。

そしてたくさんの思い込みに、気が付きますように!と神様にお願いしました。

皆さんも自分では気が付かない思い込みってあるのでしょうか?

ハル楡の木の下で

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