絵から感じるもの

今、岡山県立美術館で行われている「エコール・ド・パリ」と「メキシコルネサンス」を先日観に行ったんですが。


私は絵画を含め芸術は、好きか嫌いか、いい感じとか、そんな感じでの鑑賞のみです。

20世紀初めころにパリに集まって、国籍も様々の画家たちの活動を示すらしいのですが、私にはちょっと重い作品が多くて、晴れやかな芸術鑑賞ではなかったです。

後世に名を遺す優れた芸術家ばかりですが、時代も第一次世界大戦あたりと時代背景も暗くて、表現したいことも重苦しかったのかもと。


その中で、メキシコルネサンスの髑髏をモチーフにした作品は、なんだか穏やかに感じられたのです。

髑髏自体は、ハードな題材ですが、ディズニーのリメンバーミーを思い出し、ずっと繋がっていく心を感じる作品でした。


一つの作品も、きっと観る人によってどんなふうに心に語り掛けるかは違ってくるのでしょうね。



実は翌日には、瀬戸内私立美術館の羽原良行氏からの寄贈42作品の展示を観に行ったのですが、これが爽やかで私は好きでした。

入館料が300円。

びっくりな値段ですが、これで、美術品の管理維持ができるのかしらと素人ながら驚いたのですが。


寄贈品は、東山魁夷、平山郁人、小磯良平、小野竹喬、その他たくさんの芸術家の作品です。

3月19日までの展示ですので、お興味おありの方は是非!!





海の見えるお店でランチをして帰宅。


芸術っていろんなものを訴えてくる、奥深いものだと感じた数日でした。

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