ひやさいを通って、奥倉敷へ

「ひやさい」とは倉敷の方言で、入り組んだ細い路地を言う意味だそうです。

何とも趣のある言葉ですよね。

はしまやさんで開催されていた「今様、和文化ワークショップ」、行ってきました。

本物の木型を使って自分でお干菓子を作り、自分でお抹茶を立てていただくという和文化ワークショップです。



本来のお抹茶の作法はいろいろ決まりがありますが、日常で気軽に楽しんでいただきたいという趣旨で、こんな感じで~ってことで、私も娘時代以来、すごく久々に茶筅を持ち、自分で建てたお茶を、自分で作ったお干菓子と共にいただきました。



市販されているお干菓子は崩れないようしっかりと固めてますが、自力で作るお干菓子は、くちにいれるとさ~っと溶けてしまい、あとでほんのりと甘さを感じることができるとても繊細なもの。


長年培われてきた和文化を改めて体験すると、ちょっと敷居が高くて敬遠しがちなお茶の世界も自分なりに楽しめることにも気が付きました。


はしまやさんでイベント期間中に、お干菓子の雲平で作られてモネの睡蓮を浮かべて飲むアレンジドリンクもあり、ほかにも特別な抹茶アレンジのドリンクがあるそうです。


私は、モネの睡蓮を浮かべたドリンク、抹茶を炭酸で割ったドリンクをチョイス。

さっぱりとして、暑い夏にはぴったりな感じです。

睡蓮を浮かべると、なんだか映えます!!


主催されてる八宝茶箱の花結木さんは倉敷が育んだ文化を美意識をたくさんの方に知ってもらいたいという思いで、八宝茶箱を作られたそううで、建築に使われるヒノキから八宝茶箱を作り、そこには倉敷ガラス、高田織物のコースターがセットされ、デニム風呂敷でつつむようになってました。


倉敷を盛り上げたいとの思いからの発想だそうで、睡蓮を浮かべるのも、大原美術館には、モネの庭から株分けされた睡蓮が今も元気に咲いているところから。

睡蓮を浮かべると大原美術館そして倉敷に~と、思いが繋がりますよね。


そんな熱い思いも聞かせていただきつつ、美味しく癒されてまいりました。


ワークショップは予約が必要ですが、抹茶ドリンクははしまやさんで期間中いただけます。


そしてワークショップははしまやさんのランチ付きでした。


熱い思いは人に話して、行動していくと、たくさんの人に応援されて実現していくのですね。

思いを言葉にする、そして行動する。

勇気がいるけど、ささやかでも小さくても、思いを言葉にして、行動していきたいです。

ハル楡の木の下で

倉敷の自宅で暮らしを楽しむお菓子教室を開いています。お教室のご予約、お問い合わせはお問合せからお願いします。

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