フランス地方菓子 ブルターニュ

秋から通い始めた大森由紀子先生の地方菓子の教室。

2か月に1度のペースだから通いやすく、出かけた時にはどこか1か所観光しようと決めてます。


今回は三十三間堂。

歴史を紐解くと面白く、平安時代の終わり頃、後白河上皇の希望で平清盛が造進したそうです。一度消失し、すぐに再建、その後四度の大修理があり、今に至るそうで。

恥ずかしながら、通し矢のイメージしかなかった私です。

堂内には千手観音座像、観音像、三〇体の仏像、すべて国宝が祀られてました。

すべて木造ですから、作られてから今日まで、よく消失しなかったものだと驚きます。


やはりあまりに長いから、写真に納まりきらないですよね。

お堂内は撮影禁止ですが、仏像はとても間近で見られるので、とってもお勧めです。

お堂内は靴を脱ぐので足が冷えてちょっと辛く、真冬は避けた方が良いかもです。



今回の地方はブリターニュ。

ノルマンディーの隣の地方でフランスで唯一有塩バターを使う地域だそうです。

そしてラム酒も。


メニューは、私たちにもなじみのある三品。

ファーブルトン、ガトーブルトン、ガレットブルトンヌ



素朴なお菓子ですが、たっぷりのバター、卵が入っていて本当はとってもリッチなお菓子。

このコースではいつもワイン、シャンパンなどアルコールとのマリアージュもテーマらしくて、今回はシードル酒と一緒に。


アルコールがだめな私風味を味わう程度で、お菓子とどう合うかが分かり合えなくて残念だなって、アルコールが出てくる場面になるといつも感じる残念さ。

飲めるようにはならないからしょうがないんだけど。




ファーブルトンは好きでよく作っていた時期があるけれど、私は色んな種類のドライフルーツ入れちゃって作ってたけど、ブルターニュではプルーンのみ、だそうです。


そして大きく作って、カットして食べるのが普通のスタイル。

日本のケーキ屋さんはこだわりも強くて、とても綺麗に仕上げている。

あちらではもっとおおざっぱでそれが普通。


そのお人柄があっけらかんとさっぱりされていて、私はとても引き込まれる。

ハハハ~って笑い飛ばして、ほんと、豪快で、そして優しい。。。。


そんな地方菓子のお勉強でした。


いつか紹介したいと言いつつも、前回の物も紹介できてないなあ。。。。


まあ、無理せず、私ペースということにして気長にお持ちくださいませ。


この日の京都は寒いけれど、お天気よく、空がきれいでした。






この日の歩数14000歩、よく歩きました!!


ハル楡の木の下で

倉敷の自宅で暮らしを楽しむお菓子教室を開いています。お教室のご予約、お問い合わせはお問合せからお願いします。

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