五節句の一つ、人日の節句に無病息災を願って七草がゆをいただく。
古くからの風習、七草がゆを食べたからと言って無病息災とは限りませんが。
私はそう願いながら食した昔の人を思い描きながら準備をして七草がゆに限らず、お節だったり、年越しそばやもうすぐ来るおぜんざいの日に、それをするのがちょっと楽しみではあるのです。
面倒と言えば、面倒かもしれませんが、ささやかな非日常を味わうのが好き。
そして、今は恵まれた社会環境で暮らせ(そうではないところもあるのが悲しいけれど)
節電とは言いつつも温かくできる方法はいくらでもあるし、美味しいものもいただけるし、便利な世の中だし。
100年前、200年前、ほんの少しの前でもこんな暮らしは出来ませんでしたから。
その当時の人たちが願いを込めていただいた七草がゆ、ちょっとイメージするだけで、感謝の気持ちに満たされてそれだけでとても幸せになれます。
小さな幸せをたくさん感じつつ、笑う門には福来るを心に、今年一年元気に楽しく過ごしたいと思った七草がゆの日でした。
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