フランス地方菓子

先日出かけたフランス地方菓子の講習会

先生は大森由紀子先生です


地方菓子の歴史に興味があって、通い始めたんだけれど、先生のキャラがとっても素敵なので、どんどん惹かれている私。

地方菓子と言っても、その地方の食文化はもちろんのこと、歴史の流れもとても影響していて、話を聞いているとまるで世界史

聞いてもすぐ忘れるのが悲しいけれど、でも来てるときは面白くて


かなり身分の高い人でないと、文字を書くとか読むは出来なかったらしく、それで昔のレシピは残ってないらしく、修道院や教会、宮廷ではお菓子は盛んに作られてたそうで、フランス革命以降、修道院や宮廷が破壊されてそこで働いていた人たちが街で働くようになって、だんだんと今の形に近づいてきたらしいのです。

なので大きな転機はフランス革命らしい。

記憶が正しければですが、記憶違いもあると思うので話半分と思ってくださいね。


そんなお話も楽しくて、お菓子は絶対今の方が美味しいに決まってるから、伝え聞いたそのままのもあるし、j更新されてるレシピもあるし・・・・ってことでした


今回は、ブルゴーニュ地方のお菓子たち


地方によっては、パンデピスをパウンド型で焼くところと、、クッキー型で焼くところとあるそうで、この地方はパウンド型で。

ドライフルーツが載ってるものです。

素朴な味かと思いきや、美味しいのです!!

食べやすくて、スパイスの風味がよくって、ほんとに美味しい。

スパイスの調合の仕方で随分と変わるみたい、いつも適当にスパイス使ってるわ鯛にはちょっとハードル高いかも

でもこれっは是非、作りたいし、定番にしたいなあと。

ノネットというカップケーキ型の物、中に、今回はブルーベリージャム入りです。

本来はカシスジャムらしいけれど、それ手に入らず、大森先生お手製のジャム。

市販のジャムはケーキに使う時にはゆるすぎて使えないそうで

此れには私も同感

何度か失敗したことありで、それ以来ジャムはお手製です


そして発酵生地になるガレットペルージエンヌ

レモン風味が爽やかで、バターもたくさん練りこんであるからか、ブリオッシュの様な薄いバジョンのようで


どれも茶色で、地味目のお菓子ですが、これ素朴で美味しい地元のお菓子って感じでした。


フランスでも、伝統菓子や地方菓子がだんだん作られなくなってる現状があるらしく、それもどうなるのか・・・・・って話されてました。


100年未来から見た伝統菓子や地方菓子はどうなってるのかなあって。

もう食べられていないのか、作られていないのかって感じでしょうかね

ハル楡の木の下で

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